海外VPN4つを31日間スピードテストした結果...【最速のVPNはこれ】

海外VPNおすすめ5つ|日本のVPNと比較したメリット・デメリット

VPNを探していると海外のVPNをおすすめするサイトが目立ちます。セキュリティに関するサービスなので、よくわからない国にあるVPNよりも日本のVPNの方が安心できると考える方もいるかもしれません。

しかし、結論からお伝えすると当サイトでは海外VPNの方がおすすめです。海外VPNの方がサーバー数が多いのでサーバーが混雑する悪影響を受けにくいからです。

この記事では、VPNを使う目的をご説明した上で、海外のVPNは日本のVPNと比べてどのような特徴があるのかご説明します。

最後に当サイトおすすめの海外VPNをご紹介しますので、VPNを選んでいる方はぜひご参考ください。

目次

海外VPNを使う目的

海外VPNを使う目的は、ひとことで言うと通信を他人に盗み見られるのを防ぐためです。

フリーwifiのような誰でもアクセスしやすいような環境では特に通信の内容を第三者に見られるリスクが高くなります。

VPN接続をすると、第三者による通信の盗み見を防げます。

ここでは、VPNを使う用途や目的を具体的にご説明します。

前提知識|VPNに接続すると何が安全になるのか?

VPN接続をするとなぜ第三者に通信を盗み見られにくくなるのかご説明します。

下図、VPNの仕組みをご覧ください。

VPNの主な機能は3つです。

トンネリング

トンネリングとは、外部から遮断された回線を構築することです。トンネリングをしないままインターネットを使うと、ハッカーであれば通信を盗み見ることが可能ですが、トンネリングをするとネットワーク上で回線を見られなくなるので外部からの不正アクセスを防げます。

カプセル化(暗号化)

カプセル化とはパケットを別のプロトコルに包むことです。データを受信した先でカプセル化が解除されない限り通信の具体的な内容を読み取るのは困難です。

認証

IDやパスワードなどを使って本人確認をすることです。なりすましを防ぎます。

上記の仕組みによって、インターネットを使っていても通信を外部の人間に見られにくくなります。上記の点を踏まえつつVPNの具体的な用途を見ていきましょう。

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企業の情報漏洩を防ぐため

東京商工が情報漏洩の原因を調査した結果、調査対象になった上場企業のうち、49.5%ウイルス感染や不正アクセスによって情報漏洩をしています。

引用元:「上場企業の個人情報漏えい・紛失事故」調査(2020年)|東京商工リサーチ

企業の中で通信をする際は専用線を使えば外部から通信を覗かれない環境を作れますが、社外から社内の重要な情報にアクセスをする際はwi-fiを使うことになります。これが不正アクセスの原因になることもあり得ます。

VPNを使うと、仮想的に専用線のような環境を構築できます。テレワークをする社員が増えていれば特に、社員がどのwi-fiを使っているのか逐一把握するのは困難です。VPNを導入することで不正アクセスのリスクを減らせます。

個人情報流出を防ぐため

パソコンは個人情報の塊といわれることもあります。通信の内容によっては他人に見られるとまずいものもあるでしょう。例えばネットバンキングのログイン情報やクレジットカードの支払い情報を他人に知られてしまうと大事なお金を失いかねません。

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フリーWi-Fiを安全に使うため

外出先でフリーWi-Fiをよく使う方は特にVPNが必要です。フリーWi-Fiは誰でもアクセスできるので情報を盗まれるリスクがより高くなります。

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海外から日本のサイトや動画を見るため

海外に行くと一部の日本のサイトを見れなくなることがあります。VPNを使えばこの問題は解決します。

海外からだと見られない日本のサイトがあるのはなぜ?

海外からアクセスできないサイトがある理由は、運営元や政府が一定の地域からのアクセスを制限しているためです。

わかりやすい具体例が中国です。中国はネットの検閲が厳しく、FacebookやLine、GoogleやAmazonなどにアクセスできません。

VPN接続すると海外から日本のサイトを見られる理由

国や企業は、特定の地域のIPアドレスをブロックすることでアクセスを制限しています。

VPNを使うと、サーバーがある地域のIPアドレスを使用できるため、例えばアメリカにいても日本のIPアドレスを使えます。

さらに、VPNを使うと通信が暗号化されるため、どのサイトにアクセスしているのか外部からはわからなくなります。どのサイトにアクセスしているかわからないので、特定のサイトへのアクセスを制限するのは困難です。

海外から日本のサイトを見る手順

  1. VPNを契約する
  2. VPNで日本のサーバーを選ぶ
  3. サイトにアクセスする

ある程度以上の規模のVPNであれば、世界中にサーバーを持っています。あるサイトへのアクセスが弾かれる場合は、別の国のサーバーを選択すればアクセスできる場合があります。

VPNに契約したあとに日本のサーバーを選択すると海外から日本のサイトを見られます。

サーバーを選択する際の操作は簡単です。

上記はNordVPNの画面です。VPNにログインをすると上記のように国を選ぶページが出てきます。任意の国をクリックして接続をすれば操作は完了です。

他のVPNも似たような手順でサーバーを選択できます。

海外のVPNを選ぶメリット|日本のVPNと比較して優れているポイント

当サイトでは日本のVPNよりも海外のVPNをおすすめしています。理由は海外のVPNの方が機能がいいためです。

以下、海外のVPNが日本のVPNよりも優れているポイントをご説明します。

補足する人
なお、このページでの海外のVPNは、海外のVPNのうち規模が大きいものをさしています。具体的にいうと、サーバーを世界中に3000台以上設置しているVPNを想定しています。

プライバシー侵害を防ぎやすい

日本では、インターネットサービスプロバイダ(以下ISP)はユーザーのログを3~6ヶ月程度保存しなければなりません。保存される内容は例えば以下のようなものです。

  • ユーザーの情報(あるサイトのログインIDやPASSなど、サイトに入力した情報)
  • 接続ログ(IPアドレスやタイムスタンプなど)
  • そのほかアクセスしたサイトやダウンロードしたファイルなど

普通にインターネットを使っていれば問題になることはそこまで多くはありませんが、ISPやVPNの運営がハッキングをされたり、開示請求に応じたりした場合は、上記のログを盗まれたり、提出したりすることが考えられます。

いくつかのVPNは、上記のようなログを保存しないと宣言しています(ノーログポリシー)。

ただ、日本のような国では一定期間ログを保存しなければならないので、ノーログポリシーを守るのが難しい場合があります。

VPNの中には、ログを保存しなければならない法律や協定がない国に本社を設置しているものもあります。加えて、ノーログポリシーが守られていることを証明するために監査を受けているVPNもあります。

日本に本社を置いているとここまではできません。

海外VPNのうち、ログを保存しなければいけない法律がない国に本社があるVPNの方が、日本のVPNよりもプライバシーを守りやすいと考えています。

通信速度が速い

快適に通信をするためには、サーバー数の多さと新しいプロトコルを使っていることが大事です。

サーバー数が圧倒的に多い

サーバー数が多いと通信速度が速くなる理由を説明します。

1点目は今いる場所から近いサーバーを選べるためです。

2点目は混雑しているサーバーを避けられるためです。サーバーが混雑すればサーバーからの応答が遅くなります。

日本のVPNの場合、サーバー数は多くても1000台程度しかありません。中にはサーバー数をホームページに書いていないVPNもあります。

もちろんVPNにもよりますが、海外のVPNであれば3000台以上サーバーを設置しているものも少なくありません。

例えばCyberGhost VPNは9000台以上サーバーを持っています。

プロトコルを独自開発しているVPNもある

プロトコルとは通信をする際の仕様のことです。セキュリティの強度や速度に関係するので、基本的に新しいプロトコルを使っているVPNを選ぶのが無難です。

具体的にいうと、OpenVPNやWireguardを使っているVPNを選ぶといいでしょう。

上記プロトコルの詳細や、上記プロトコルを使っているVPNについては以下の記事でまとめています。

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プロトコルが何行のコードで書かれているかが通信速度に影響します。行数が少ないほど処理が少ないため動作が軽くなります。

OpenVPNは40万行〜60万行程度、Wireguardは4000行程度で書かれています。Wireguardを使っている日本のVPNを筆者は見たことがないので、海外のVPNを選ぶのが無難かなと考えています。

さらに、海外のVPNの中にはプロトコルを独自開発しているものもあります。例えばExpressVPNが独自に開発したLightwayは2000行程度で書かれています。

同時接続台数が多い

日本のVPNは1~4台程度しか同時接続できないものが多いです。

日本のVPNのうち同時接続台数が多いのはMillenVPNで、10台まで同時接続できます。

日本のVPNは月額が安い点が魅力ではありますが、この台数以上に接続しようと思うともう一つアカウントを契約しなければならないので魅力が薄れます。

複数のデバイスをVPN接続する予定の方は同時接続台数を確認してから契約するようにしましょう。

海外のVPNの場合は同時接続台数が多いものが多く、例えばSurfsharkは接続台数が無制限です。

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補足する人
筆者がVPNを使っていて感じたことを述べます。パソコンやスマホを複数台持っていると、いつの間にか4台くらい接続しているので同時接続台数が4台だと少し不便かもしれません。

外出先のカフェなどで友人とwifiを使う機会がある方は、10台程度同時接続できるVPNにしておいた方が便利かもしれません。

海外のVPNを選ぶデメリット【実はそこまでデメリットではありません】

海外のVPNを選ぶデメリットは以下の2点です。

直感的に考えるとデメリットのように感じますが、実はそこまで気にしなくてもいいので具体的な根拠をご説明します。

サポートは自動翻訳なのでやり取りが不便そうだが…

海外VPNを使っていて何か困ったことがあった場合はライブチャットでオペレーターに質問できます。基本的に英語での対応ですが、自動翻訳があるので日本語でも意思疎通はできます。

翻訳の精度がよくなったとはいえ、日本語でのやり取りと比べると多少分かりにくい点はあります。サポートを受けることを考えると日本のVPNにしておいた方が安心だと考える方もいるかもしれません。

ただ、筆者はVPNを長く使っていますが、サポートを使ったことはほとんどありません。

サーバーを選んで接続ボタンを押すだけなので、VPNを使う上で困ることがないためです。

複雑な設定が必要ないので、使うかどうかわからないサポートを気にして、通信速度が遅いVPNを選ぶとむしろ不便だと考えています。

それでも日本のVPNの方が安心できる方には、MillenVPNがおすすめです。サーバー数が1000台以上あり、日本のVPNの中では圧倒的にサーバー数が多いからです。同時接続は10台まで可能で、日本のVPNの中では多い方です。

以下の記事で日本のVPNを比較しているので、興味がある方はわあわせてご確認ください。

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月額が日本のVPNより高いが…

海外のVPNは月額契約の場合1400円以上しますが、日本のVPNは1000円未満で使えるものも珍しくありません。

海外VPNの方がサーバー数が多いため速い

基本的に海外VPNの方がサービスがしっかりしているので月額は高くなりがちです。サービスの質の違いが明確にわかるポイントは例えばサーバー数です。

度々お伝えしていますが日本のVPNはサーバー数が100台もないことも珍しくありませんし、VPNによってはサーバー数が書いてないこともあります。

海外VPNの方が同時接続台数が多い

日本のVPNの同時接続台数は1~4台程度です。接続したいデバイスの数がこの範囲内におさまるのであれば気にする必要はありませんが、おさまらないのであれば同時接続台数が10台以上、もしくは無制限のVPNの方が結局割安になったりします。

1ヶ月契約だと海外VPNの方が高いが、1年契約にするとそこまで差がなくなる

海外のVPNは1年以上のプランで契約すると割引されます。

以下の記事で契約の期間ごとに1月あたりの料金を比較した結果、1ヶ月契約の場合は平均1521円、1年契約の場合は平均709円でした。

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例えばSurfsharkは1年契約の場合1月あたり500円程度で使えます(MillenVPNも同程度の金額)。1年程度使うのであれば月額の差は気にならない程度に少なくなります。

暗号資産での支払いに対応している

クレジットカードで支払いをする場合、クレジットカードの情報が送信されます。あまり起きることではありませんが、この通信を盗まれるとクレジットカードを悪用される恐れがあります。

暗号資産で支払いをする場合、第三者が支払い情報を追跡してウォレットにログインするのは困難です。クレジットカード情報や支払いをした人の個人情報漏洩を防ぐには暗号資産での支払いがベターです。

海外のVPNは暗号資産での支払いに対応しているのが普通ですが、日本のVPNは暗号資産での支払いに対応していないものが多いです。

海外vpnおすすめ5つ

上記でご説明した点を踏まえつつ、当サイトおすすめのVPN5つをおすすめ順にご紹介します。

補足する人
海外のサービスを紹介するからには、日本のVPNよりも明らかにいいものをご紹介します。

CyberGhost VPN|当サイトのスピードテストで最も優秀なスコアを出したVPN

CyberGhost VPN
サーバー数(世界) 9200台以上
サーバーがある国の数 91カ国
サーバー数(日本) 53台
1月契約 1790
1年契約
2年契約 ¥320/1月
無料トライアル
返金保証 1月プラン14日

6月プラン45日

2年プラン45日

クレジットカード mastercard

VISA

AMEX

DISCOVER

PayPal
暗号資産 ビットコイン
ノーログポリシー
本社 ルーマニア
同時接続台数 7台
対応機器 Windows,Mac,Android,IOS,LINUX,Androidtv,Firetv,Apple TV,スマートTV,Chrome,Firefox
暗号化方式 256ビットAES暗号化
プロトコル OpenVPN

IKEv2

WireGuard®プロトコル

帯域制限
キルスイッチ
スプリットトンネリング
ライブチャット

通信速度で選ぶなら1番おすすめ

VPNは毎日使うものなので、通信速度の遅延が少ないものを選んだ方がストレスが溜まりにくいかと思います。当サイトでは、速いVPNを調べるために海外大手のVPNを31日間スピードテストしました。

結果、レイテンシとダウンロードの項目でCyberGhost VPNが1位でした。

詳細は以下の記事をご確認ください。

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当サイトでのテストでは他のVPNよりも圧倒的に早かったので文句なしでおすすめです。

サーバー数が圧倒的に多い

CyberGhost VPNが速い理由の一つは圧倒的なサーバー数にあります。CyberGhost VPNは世界中91か国に9200台以上のサーバーを持っています。CyberGhost VPNは以下の比較記事でサーバー数が最多でした。

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世界中のどこにいてもその地域に近いサーバーのうち混雑していないものを使えるので、移動が多い方も安心して使えます。

ノーログポリシーの監査を受けている

2022年に独立監査法人デロイトによってノーログポリシーの監査を受けています。これは、ノーログポリシーの内容通りに運用されているか調べるためのものです。ユーザーのトラフィックを一切記録していないことがわかっています。

ログを保存しなくてもいい国に本社がある

CyberGhost VPNの本社はルーマニアにあります。ルーマニアではデータの保持は憲法違反という判決が出ており、ノーログを遵守する上で有利な状況です。

Surfshark|同時接続台数無制限。1年契約で割安に

Surfshark
サーバー数(世界) 3200台以上
サーバーがある国の数 65カ国
サーバー数(日本) 1台
1月契約 1759
1年契約 ¥539/1月
2年契約 ¥339/1月
無料トライアル 7日間無料
返金保証 30日間
クレジットカード mastercard

VISA

AMEX

DISCOVER

PayPal
暗号資産 ビットコイン

イーサリアム

リップル

ノーログポリシー
本社 英領ヴァージン諸島
同時接続台数 無制限
対応機器 iOS,Android,Windows,Mac,Chrome,Firefox,Linux,FireTV
暗号化方式 AES-256-GCM
プロトコル OpenVPN

IKEv2

WireGuard

帯域制限
キルスイッチ
スプリットトンネリング
ライブチャット

スピードテストで2位

前述のスピードテストで2位だったのでこちらもおすすめです。

以下2点はCyberGhost VPNにはないポイントなので人によってはSurfsharkの方がいいかもしれません。

同時接続台数無制限

Surfsharkは1つのアカウントを契約すれば何台でも同時接続できます。複数人または10以上のデバイスを同時接続する可能性がある方におすすめです。

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1年契約であれば月額500円前後で使える

1年契約の割引率が高いので、1年以上VPNを使う方におすすめです。

Surfsharkを1年契約した場合の月額は500円前後です。1年契約の相場は700円前後なので200円程度割安で使えます。

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ログ保存の義務がない地域に本社がある

Surfsharkの本社は英領バージン諸島にあります。ログを保存する法律や協定がない地域なのでプライバシーが守られます。

ExpressVPN|ノーログポリシーを信頼できる。軽量な独自プロトコルも

ExpressVPN
サーバー数(世界) 3000台以上
サーバーがある国の数 94カ国
サーバー数(日本) 3台
1月契約 12.95
1年契約 $8.32/1月
2年契約
無料トライアル
返金保証 30日間
クレジットカード mastercard

JCB

VISA

AMEX

DISCOVER

PayPal
暗号資産 ビットコイン
ノーログポリシー
本社 英領ヴァージン諸島
同時接続台数 5台
対応機器 Windows,Mac,Android,iOS,LINUX,CHROMEBOOK,KINDLE FIRE

Apple TV,Fire TV,PlayStation,NIntendo,Switch,スマートホームデバイス

暗号化方式 AES-256
プロトコル Lightway UDP/TCP

OpenVPN UDP/TCP

L2TP/IPsec

IKEV2

帯域制限
キルスイッチ
スプリットトンネリング
ライブチャット

サーバーが押収され、ログが保存されていないことが明らかになる

ExpressVPNの一番おすすめできるポイントはノーログポリシーが信用できる点です。

トルコに駐在するロシアの大使が暗殺された事件で、被疑者のオンラインでの痕跡を密かに削除した人物につながるため、当局はExpressVPNのサーバーを押収しました。結果、ExpressVPNのサーバーにはログが保存されていないことがわかりました。

この事件により、ExpressVPNがノーログポリシーを守っていることがわかりました。

軽量なプロトコルを独自開発している

ExpressVPNはLightwayという軽量なプロトコルを独自開発しています。比較的新しいプロトコルであるOpenVPNは40万行~60万行で書かれているのに対し、Lightwayは2000行程度で書かれています。

処理が軽いので、低遅延かつバッテリの消費が少ないです。

当サイトでのスピードテストの結果はイマイチ

ただ、当サイトでのスピードテストの結果はイマイチでした。もちろん環境によって別の結果になることもあり得ますが、他のサイトが進めるほどおすすめではなかったりします。

Hotspot Shield| GooglePlayで1億回以上DLされている人気のVPN

Hotspot Shield
サーバー数(世界) 3200台以上
サーバーがある国の数 70カ国
サーバー数(日本)
1月契約 12.99
1年契約 $7.99/1月
2年契約 $6.99/1月
無料トライアル
返金保証 45日間
クレジットカード mastercard

JCB

VISA

AMEX

DISCOVER

Diners Club

PayPal
暗号資産
ノーログポリシー
本社 アメリカ
同時接続台数 5台
対応機器 iOS

Android

Mac

Windows

暗号化方式 128-bit AES

256-bit AES

プロトコル IKEv2

Catapult Hydra

帯域制限
キルスイッチ
スプリットトンネリング
ライブチャット

2005年に初版がリリース。VPNとしては老舗である

運営歴が長いサービスは安心感があります。Hotspot Shieldは2005年に初版をリリースしており20年近くの運営歴があります。

GooglePlayでのダウンロード数1億回以上。利用者が多く安心感がある

 GooglePlayで1億回以上ダウンロードされています。

以下の記事で GooglePlayのダウンロード数を比較したところ、Hotspot Shieldが一位でした。

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独自開発のプロトコルは他のセキュリティ系の企業にも使われている

catapult hydraというプロトコルを独自に開発しています。これまでのプロトコルよりも通信速度とセキュリティのバランスがいいものを作る目的で開発されました。

catapult hydraは他のセキュリティ企業にも評価を得ており、McAfeeなどにも使われています。

Bitdefender VPN|1月額契約が割安

Bitdefender VPN
サーバー数(世界) 4000 台以上
サーバーがある国の数 50カ国
サーバー数(日本)
1月契約 6.99
1年契約 $2.49/1月
2年契約
無料トライアル 7日間
返金保証 30日間
クレジットカード Visa

MasterCard

American Express

JCB

DISCOVER

PayPal
暗号資産
ノーログポリシー
本社 ルーマニア
同時接続台数 10台
対応機器 Windows

macOS

iOS

Android

暗号化方式 AES-256
プロトコル OpenVPN

Catapult Hydra

帯域制限
キルスイッチ
スプリットトンネリング
ライブチャット

月額契約が割安

月ごとの契約にした場合、平均で1500円程度かかりますが、Bitdefender VPNは1000円程度で使えます。サーバー数は4000台となっておりExpressVPNよりも多いです。

数ヶ月だけしかVPNを使わないのであれば、Bitdefender VPNが割安です。

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Hotspot Shieldが開発したプロトコルを使える

Hotspot Shieldが開発したcatapult hydraをHotspot Shieldよりも安い月額で使えます。

ルーマニアに本社がある

ログの保存義務がない国ルーマニアに本社があります。

まとめ

以上、海外VPNを使う目的や日本のVPNと比較した場合の海外VPNの特徴をご説明しました。

海外VPNと日本のVPNではサーバー数が圧倒的に違います。サーバー数が多いほど混み合っているサーバー以外のサーバーに接続できるので、通信速度が安定しやすいと考えられます。

当サイトではスピードテストの結果最も優秀なスコアを出したCyberGhost VPNがおすすめです。

同時接続台数が多い方や、安く使いたい方はその次にスピードテストのスコアがよかったSurfsharkを一年契約で利用するとコスパが良いかと思います。

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この記事を書いた人

4年ほど個人事業主をしており、webマーケティングやコーディングを生業にしています。基本的にリモートワークなのでVPNを使っています。遅延が多いとイライラするので、スピードテストをした結果最も速かったVPNを使っています。

サーバー数や価格だけではなく、細かいスペックも比較しています。具体的な数字や理由を提示し、根拠のないおすすめをしないよう心がけています。いい点だけではなくわるい点もご説明します。

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